Adobe Photoshop CS4 ポータルサイト 取材

 アドビ社の製品に関するポータルサイト
Adobe Photoshop CS4 ポータルサイト」に伊賀公一



Photoshop CS4のCUD機能で、色覚のバリアフリーが現実に。

色弱者とは、誰のこと?―

カラーユニバーサルデザインとは?―

なぜ今、CUDが必要に?―

CUDの動きが日本で活発な理由は?―

CUDのための技術はどんな進化を?―

Photoshop CS4の感想は?―

CUDで社会はどう変わる?―

CUDを満たすデザインを制作するコツは?―


などについて語っています。

高槻市の化学メーカでセミナー(09.06.25)

 大阪府高槻市の化学製品メーカーでCUDセミナー講師
2009年6月12日 13時から15時半

CUD 伊賀
高槻駅

 連日大阪・姫路・京都などへと飛んで歩いている。時々「疲れませんか」と聞かれるが、そのように感じたことは無い。少しでも早く、1人でも多くの色弱者が気楽に暮らせる社会をつくりたいという気持ちが勝っているのか。

 研究者・デザイナー・営業・経営者が勢揃いして、勉強会を受けて頂いた。バリアントールを装着して、全員が見分けにくい色の存在を体験。こうして勉強会を開くと、多くの会場で「実は私も色弱者なんです」という人が来られる。「色覚異常なのだから、あきらめよう」といわれてきたが「はじめて自分のことが分かった」という方が多く、先行してカミングアウト(表明済み)した色弱者として「卑屈に思うのではなく、あきらめるのではなく、堂々と前向きに生き」て欲しいなと思う。企業の中でカミングアウトするのも良いだろう。これからの社会では色弱者本人のデザイン参加が求められているのだから。

医薬品メーカでセミナー(09.05.25)

 千代田区にある医薬品メーカでCUDセミナー講師
2009年5月25日 10時から12時

受講者は60名 役員・営業・デザイナーさんたち。

色覚・色盲・色弱・カラーユニバーサルデザイン・色覚異常・色覚障碍
厚労省

 すでに分かっている問題として、医薬品にはパッケージ・説明書などに注意書きが書いてある。この注意書きは法的にも定められた記述なのであるが、近年非常にカラフルになっていることから、カラーユーザビリティにも注意しておかなければならないだろう。特に先天性の色弱者だけではなく、加齢による様々な目の変異や疾患による色覚異常についてよく配慮しなければならない。
 そういったことから、多くの業種からCUDに対する配慮が求められるようになってきた。とりわけ薬品会社からの相談はここのところ増えてきたと言える。

たとえば、

 この薬品は呼吸器系疾患をお持ちの方にはご使用になれません。服用後は車の運転など危険を伴う作業を行わないこと。

とか書かれているのだが、私には一部の色が赤くなっていることがわからない。ではどうすれば良いかというと、色々な解決方法がある。

(赤い色を赤橙に変える)
 この薬品は呼吸器系疾患をお持ちの方にはご使用になれません。服用後は車の運転など危険を伴う作業を行わないこと。

(黒い色を青色に変える)
 この薬品は呼吸器系疾患をお持ちの方にはご使用になれません。服用後は車の運転など危険を伴う作業を行わないこと。

(強調文字をカッコでくるむ。アンダーラインをつける。文字を太くするなど)
 この薬品は呼吸器系疾患」をお持ちの方にはご使用になれません。服用後は車の運転など危険を伴う作業を行わないこと。

(強調する文字を気持ち大きくする)
 薬品は呼吸器系疾患をお持ちの方にはご使用になれません。服用後は車の運転など危険を伴う作業を行わないこと。

ちょっと上げてもこのくらいは上げられる。

 パッケージのデザインには、また気を遣わなくてはならない。間違えて使わないようにしなくてはいけないだろう。目薬と水虫の薬は間違えて使うと危険だ。足に目薬を差しても効果が無いくらいで済むように思うが、目に水虫の薬を入れた場合にはひどい目に遭うだろう。
 キャップの色だけを変えて分かるようにしたり、キャップとボディの色を合わせてある場合などは、決して同時にキャップを開けないようにし(化学実験では当たり前なのだが)、違う組み合わせのキャップをしないようにしなくてはならない。

 特に医療関係の分野に於いては、一般の方を対象とした表現よりもずっと広範囲な方達を対象とした表現が求められているわけである。

徳島文理大学でCUD講演(09.04.25)

 徳島文理大学でCUD講演
2009年4月25日 徳島デザインウィークの一環

私の出身地は四国徳島。阿波踊りには2歳の時から毎年参加している。
大鳴門橋 Photo by (c)Tomo.Yun )

このたび、ポスターギャラリー実行委員会(協賛JAGDA徳島・徳島県等)のCUD屋外ポスター展参加、講演依頼をいただき帰省した。

徳島文理大学

会場の徳島文理大学には在徳時代にアップルコンピュータのMacinotshiを買って頂いた徳島在住のデザイナーさんや建築家の皆さんの懐かしい顔がたくさん。徳島のデザイン活動はとても質が高いと聞く。江戸時代には徳島は日本一豊かな地域で、木工に始まる工芸技術、藍染めのアート、芸能や芸術の質も高かったのだ。庚午事変の後始末で明治時代から100年近くも冷や飯を食べさせられたと言う人もいるくらいだ。

拙著カラーユニバーサルデザイン(ハート出版)を発売前特別配布で50冊持ち込んだ。ほとんど完売!どうもありがとう。

新町川実家前 私の相棒 CUDセミナーセットのRIMOWA ClassicFlight 35L

新町川 徳島は川の中に浮かんでいる

この川に船を浮かべて、CUDセミナーを行った。

平成20年度 医薬品包装セミナで講演(09.03.13)

平成20年度 医薬品包装セミナで講演
日本包装技術協会主催

医薬品のパッケージにも色が多用されている。

薬局で売っている薬は消費者が自分の目で確認して購入するもの。商品自体が目立つ事、仕様品の特徴や利点を色弱者や高齢者にアピールできているかという側面と「危険表示」「注意表示」などが目立つようにデザインされているか。色覚の多様性に配慮されてないマニュアルがいかに不公平であるかについて語った。実に真剣に話を聞いていただき、質問の時間や交流の時間にも多くの方から話を聞かせていただいた。医薬業界のCUD化には相当期待できるだろう。


 平成21年3月13日(金)10:10〜16:30
(社)日本薬学会 長井記念ホール
東京都渋谷区渋谷2-12-15

TEL. 03(3406)3326


プログラム
時 間
講 演 内 容
講 師
10:00

11:10

『医薬品等に対する医療安全対策について』

厚生労働省では、アクシデント・インシデント事例を収集・分析・検討し、その中から、医療事故を防止するために「もの」の改善等の取組みを実施している。
今回は、これまで医薬品等に対して実施してきた医療事故防止に向けた取組みについて説明する。

厚生労働省 医薬食品局
安全対策課 安全使用推進室
医療事故情報専門官
 
谷地 豊 氏
コーディネーター 第一三共蝓\縮技術本部 CMC企画部 主査
片山 通博 氏
藤森工業蝓仝Φ羹 樹脂加工技術グループ 主任研究員
鈴木 豊明 氏
11:20

12:30

『誰にでもみやすい配色とはーカラーユニバーサルデザインと包装ー』

カラーユニバーサルデザイン=CUDという言葉を聞いたことがありますか。日本人の男性は20人に1人が「色弱者(先天性色覚異常)」と診断されることをご存知でしょうか。その人達がどのような色の見え方をしているかご存知でしょうか。包装においても豊富な色を使用したデザインが使用されていますが、CUDに配慮されているものはまだまだ少ないのです。
注意書き表示が目立つでしょうか。見えない文字や図が書かれていないでしょうか。アドビシステムズ蠅illustrator、Photoshop CS4に世界レベルで正式採用されたCUDOのCUD校正ツールを使用しながら、豊富なビジュアル資料によって今後のデザインがどうあるべきかを説明しま す。

NPO法人
カラーユニバーサルデザイン機構
副理事長 テクニカルアドバイザー
1級カラーコーディネータ
 
伊賀 公一 氏
コーディネーター 蟠┸憤刷 常務取締役
広瀬 康男 氏
ゼリア新薬工業蝓|羆研究所 コンシューマーヘルスケア研究部
高橋 洋明 氏
13:30

14:40

『今後のPTP包装に求められるものとは』

錠剤・カプセルの包装形態としてPTPは一般的な包装形態として認知され、多くの製剤で使用されています。
それゆえに、末端の使用者による医療事故防止や地球環境問題への対応をはじめ、製剤の品質安定のため、バリア機能の向上などPTPの高機能化への要望はますます増えてくるものと思われます。
本講演では、昨今のGS1-RSSのバーコード表示CRSF、偽造防止、バリア機能包材など最新の技術や動向のご紹介をさせていただくと同時に、そこから見えてくる今後のPTPに求められるものについて考察したいと思います。

株式会社 カナエ
包装技術開発研究所
開発グループ
グループマネージャー
 
前田 和昌 氏
コーディネーター 日本印刷蝓包装事業部 環境包材開発室 シニアエキスパート
大熊 修 氏
中外製薬工業蝓\源技術部 技術1グループマネジャー
山東 義明 氏
14:50

16:00

『高齢者の身体的・精神的な機能と医薬品包装

一般に高齢者は、加齢によって肉体や精神の形態、機能、活動に変化が生じる。しかし、高齢者の視点から問題点を抽出し、より安全で確実な医療を提供することを目的とした医薬品包装の導入は十分とはいえない。そこで医療現場での経験から、高齢者に求められる医薬品包装とは何かを紹介したい。

新潟薬科大学
薬学部 臨床薬学研究室
講師
 
下枝 貞彦 氏
コーディネーター 持田製薬蝓\什涕Φ羹蝓〜郎涕Φ罅\貲ぜ膸
酒井 和家 氏
螢ナエ 包装技術開発研究所 部長
小濱 博信 氏
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都内大手印刷会社で内部セミナー講師(09.03.09)

大手印刷会社で内部セミナー講師(09.03.09)
場所 都内
参加者 マネージャークラス以上 30名
時間 3時間

印刷会社のCSR報告書を見ると、多くの企業がエコ活動やユニバーサルデザインに取り組んでいる。工業製品のメーカーに比べてメディア系の企業は納期・品質・コスト以外には特徴を出しにくいという。これは逆に言うと少しでも多くの引き出しを持っている事が求められているともいえる。

CUD活動を始めた頃に決めていた事があった。企業の情報は機密保護契約で守って上げるが、CUD技術はオープンでやろう。CUDOが考案したことは公開し誰でもが無償で使えるようにしよう。特定の企業とだけ契約を締結する事は無く、誰にでも公平に接しよう。

新規性のあるノウハウにおいては抱え込みを模索する取引先が出てくるからである。「これを当社の起死回生の一発としたい」「これがあれば大手に対抗できる」までは良いのだが「だから他社・大手に教えないでほしい」になってしまってはいけない。社会の改善をする心意気は大手も個人経営も関係がないのだ。

今回のセミナー終了後、社内の問題点の解決ソリューションに付いていくつか個別相談と社内チェックを行った。


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日本色彩学会でCUD校正光源発表(09.03.08)

日本色彩学会 色彩教材研究会にて CUD校正用光源発表

これは伊賀が発表したもの。

 簡単に書くと、印刷物や写真の色を確認する際に、どこで見ても同じ条件にしておかなくてはならないわけであるが、それはなかなか難しいことである。色を確認する差異には「理想的な観測者」である「標準観測者」がこれを見ることになっている。「標準観測者」は「いわゆる『色覚異常』が無いこと」になっている。まあ、実際には「色覚異常」とはボーダーレスな色覚をもつ母集団に対して、それを切り分ける試験を行って「ここからここまでは異常」としており、「石原式色覚検査表」が使われているだけのことで、試験が変われば異常とされる人の割合は自由に変えられるわけだ。

 実際には存在しない「標準観測者」なのだが、せめて光源だけはなんとかしなくてはならないので観測用光源を定めてある。例えばAAAとかD65とか書かれている蛍光灯がそれで一本数千円とかの価格である。高演色性光源と言われている。

 この光源は太陽光の波形に近い特性を持っていたりするわけだが、例えばスーパーの肉売り場の蛍光灯は少し赤みが強いものを使うのをご存じだろうか。普通の蛍光灯は赤み成分が少なく、肉の赤みが黒く見えてしまうので、肉の赤身が良く目立つような光源を使うのだ。同様に、一般色覚者は特に赤みの差にうるさいために、特別な光源を使うのである。

この逆の発想をしたのが今回の発表で、色弱者の色覚特性に合わせた光源の発表であった。つまりこの光源の下で見ると、石原表が色弱者のように見えてしまう。非CUD印刷物を見ると非常に情報が伝達されにくいというものである。

1.光学的フィルターを使用したもの
  R,G,Bフィルター
  CMYフィルター
  バリアントールのそれぞれで実験
2.RGBコントロール可能なもの(液晶プロジェクタで実験)
3.波長の違うLEDを20個つけたプログラマブル光源

この他にも光源をプリズムで分解してスリットを通し、再度合成するものなども考えられる。
LED光源についてはハンディな懐中電灯型のものを作って、ポータブルなものとしてみた。

1については、工事用のハロゲンライトにフィルターをつけて、部屋全体を照明し問題点を確認できるものとして作ってみた。複数の人が同時に体験できるので講習にも向いている。
2はコンピュータで制御できるので、高輝度な液晶プロジェクターを部屋の照明用に使った体験学習二も使える。但し演色性はかなり悪いものが多い。
3はもっとも実現性が高いものである。

これらはすべてコンピュータを使わないシミュレーションのひとつと考えることもできる。
表面色のCUDチェック(印刷物など)に使えるものである。当然であるが権利主張は一切行わないので、事業化をお考えの方には自由にお使い頂ける。

逆に赤を強調した波形の光源を作って、左右の視野闘争を使う。スポットライトにして当てる、フラッシュさせるなどの方法をとれば「赤判定光源」としてCUDチェックに使用できることを示唆した。実際にはCUDOですでに使っているものである。

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大阪 大平印刷でカラーユニバーサルデザインせみなー(09.2.6)

大阪に本社がある 株式会社大平印刷

印刷物のカラーユニバーサルデザイン化に取り組んでいる企業の一つです。
伊藤光学工業の色弱模擬フィルタ「バリアントール」の代理店でもあります。

大平印刷ではこれまでに何度もCUD普及のための講演会を開いています。
京都・東京・大阪。今回は大阪本社で一般向けのセミナーでした。

交通関係から計測器・化粧品・色彩関係・住宅関係などなど多くの企業の皆様がお越しになりました。分野を超えての広がりが起きています。

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JAGAT色彩評価士検定で講義(09.01.29)

 JAGAT色彩評価士検定
カラーユニバーサルデザインと色彩の知識
色評価士を目指す人のための対策講座

■構成と内容    
[講師や時間割はやむを得ず一部変更する場合がございます]
●13:00-14:05 カラーユニバーサルデザインの基礎
カラーユニバーサルデザイン機構 副理事長 伊賀 公一 氏
●14:05-15:45 色評価士に求められる色彩、色再現の知識
(社)日本印刷技術協会 研究調査部 部長 郡司 秀明
●15:45-16:45 RGBのトーン変更とICCプロファイルの基礎知識
株式会社プロ・バンク 東京オフィス システムプランナー 庄司 正幸 氏
■会場     社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
聴講生 60名くらい

たいへん光栄でした。色の専門家の方々にこのような講義をさせて頂ける機会を得ました。
どうもありがとうございました。感謝いたします。

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