ケベック州の信号機はわかりやすい
上下と前後について説明することは容易であるが、左右を説明することは非常に難しい。専門家同志でなければ説明できないと言っても良いだろう。お箸を持つのが右手・左手とかいった自分の利き手で覚えるのが精一杯なところである。
D型色覚の人にとってLED色の交通信号機の赤と黄色の色づかいがわかりにくいという問題は以前から指摘されている。青信号は青緑であるためC,P,D型色覚のいずれにとっても黄、赤とは見分けやすいのだが。黄と赤の見分けができないならどうしているのか。
3灯式なら黄は中央であり、赤は端にある
どちらも赤かもしれないと考えて慎重に行動する
などの方法があるのだが、以前相談が有った際に、夜間の場合には信号機のどの位置に有るかが分かりにくいため、判断にタイムラグがでるであろう。それを防止するために
1)信号機全体に光る細い枠、あるいは3灯に光る下線をつける
2)黄色の灯の上か下に小さな黄色の光る点をつける
3)赤の灯の右側に小さな紅い光る点をつける
といった提案をした。コストもほとんどかからず、従来機との互換性も問題が無い。しかも色覚に関係しないため、一般の人にも分かり易くなる。業界も乗り気だったというのに、誰かの意見で立ち消えになったと聞いた。このとき、この案を採用しておけば良かったのにと思う。
ケベックではどんどん交通信号機を改良するらしい。灯の形を○△□にしたり、やめたり。今は横型の信号機に於いて、赤信号は左右2灯が点灯する。上の3)に近いがさらによく分かるだろう。縦型は上が赤に決まっている。googlemapでケベック州のストリートビューを見るとよくわかる。日本も今からでもこうしたら良いと思う。
写真はGoogle Mapストリートビューより(カナダ・ケベック)
D型色覚の人にとってLED色の交通信号機の赤と黄色の色づかいがわかりにくいという問題は以前から指摘されている。青信号は青緑であるためC,P,D型色覚のいずれにとっても黄、赤とは見分けやすいのだが。黄と赤の見分けができないならどうしているのか。
3灯式なら黄は中央であり、赤は端にある
どちらも赤かもしれないと考えて慎重に行動する
などの方法があるのだが、以前相談が有った際に、夜間の場合には信号機のどの位置に有るかが分かりにくいため、判断にタイムラグがでるであろう。それを防止するために
1)信号機全体に光る細い枠、あるいは3灯に光る下線をつける
2)黄色の灯の上か下に小さな黄色の光る点をつける
3)赤の灯の右側に小さな紅い光る点をつける
といった提案をした。コストもほとんどかからず、従来機との互換性も問題が無い。しかも色覚に関係しないため、一般の人にも分かり易くなる。業界も乗り気だったというのに、誰かの意見で立ち消えになったと聞いた。このとき、この案を採用しておけば良かったのにと思う。
ケベックではどんどん交通信号機を改良するらしい。灯の形を○△□にしたり、やめたり。今は横型の信号機に於いて、赤信号は左右2灯が点灯する。上の3)に近いがさらによく分かるだろう。縦型は上が赤に決まっている。googlemapでケベック州のストリートビューを見るとよくわかる。日本も今からでもこうしたら良いと思う。
写真はGoogle Mapストリートビューより(カナダ・ケベック)
- 2010.05.12 Wednesday
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- 10:09
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- by 伊賀公一(いがちゃん)
黄色と赤の点滅信号も見にくいが、どちらも赤と考えて運転すればよい、一旦停車にかかる時間は一瞬である、運転者の心掛け次第で解決できる。